東京ラブストーリー

東京のラブストーリーをここに。

無題の2年間   #2人

 

 

 

 

春が目前になってきましたね、まだ少々涼しいですが。

 

 

 

どうも、 あ です。

前回お話しさせて頂きました、空白の2年間の恋愛体験。

今回は、勿論2人目でございます。

 

 

一般人のくだらない恋愛の話ですが

共感できる部分などがあると思うので

是非暇潰しで読んで頂けたら幸いです。

 

 

では、早速

 

 

 

 

2020年8月

彼と出会ったのは、某出会い系アプリでした。

以前好きだった人を直ぐに忘れたかったがため私は生き急ぎ

アプリで5人の方とお食事を。

1人、2人、3人と食事を重ねたが

ピンっとくる人は未だにいない...

そう思い考えた結果、趣味である写真の被写体を探すことに

シフトチェンジをしました。

そこで一つ年下の男性と会うことになりました。

彼の最寄りの近くでお茶をすることになり

15時に神奈川の方へと。

着いて彼を探すこと2分、好青年と目が合うや否や

互いに声を掛けそのまま喫茶店へと。

好青年である彼は、とても純粋な目をしていて

笑顔ですら甘く引目を感じる程でした。

そんな彼を被写体にと考えていた私であったが

彼は、なんと写真を撮られるのが苦手と。

そんなことを言われた私は、何故か彼の内気な部分に魅力を感じました。

その日は、互いの自己紹介やらプライベート、学校や仕事の話をして

そのまま家に帰りました。

帰ってから私は早速彼にLINEをし、またお茶を誘いました。

2回、3回と月一で誘い

その間、映画を見に行ったり

サイクリングをしたり

飲みに行ったり、、、

会うこと5回目

私は、今日彼に告白をしよう!と考えていました。

その日飲みに神保町へ

彼と会うといつものように他愛もない話をして

いい感じに酔っ払い、もう帰りの時間に。

帰り道、頭では『言おう!』と思ってはいるものの

気付いたら改札で手を振っていた。

言えなかった。

毎回彼と出掛けた後、必ず友人宅に反省会をしに行っていた私は

その日も友人宅に行き反省会をしました。

だが、その日の私はやっぱり今日しか告白する機会はないと思い

彼に電話をして良いかを聞きました。

そして、彼に言おうと決断をしました。

電話の向こうの彼は、珍しいと一言

私は、彼のその言葉も全く耳に入ってこない状況の中

唐突に『私、君のこと好きになってしまってこれからもそう言うつもりで誘っていい?』

とド直球で伝えたところ彼は、

『アプリで彼女作ろうとは考えてないんだよね』と。

高ぶってる私にその言葉は努力の糧にしかならなく

その日は終わりました。

2021年になった1月に彼から

『何度も考えたけどやっぱりそう言う風には思えない』とLINEが来て

そこではっきりと断られたことに気づき

私は、最後くらい年上だし格好つけよう。と

『そっか、考えてくれてありがとう!また遊ぶ機会があったら宜しくね☆』と。

そんな切ない2021年の始まりで彼とは疎遠になりました。

 

そして、また私は思いました。

失恋をしたのにも関わらず、何故前向きな感情でいれたのか。

それは、本気で彼に恋をして全力で向き合っていたからこそ

ネガティブな思考だけではなかったのではないかと思います。

そして彼も私の気持ちを受け取って私にきちんと言ってくれたおかげで

浮かれずに忘れられたのだと。

 

彼のおかげで、私は努力する力を得れた

それだけで十分彼に恋した時間は無駄ではなかったと思います。

 

 

 

 

勘違いを重ねた代償は

自身に大きく影響し

それが今の私を強くしたのだと

 

 

 

 

.......to be continued