東京ラブストーリー

東京のラブストーリーをここに。

無題の2年間   #3人

 

 

 

 

梅雨が終わり、夏へと突入しますね

 

 

 

どうも、 あ です。

前回、前々回読んで頂けましたか?

感情の殴り書き、それから飛んでいる記憶を辿って打っているのですが

遠い記憶のように思えるのは中々自身の感情に興味が湧く今日この頃です。

 

 

では、今日お話しさせて頂く人は

3人目ということで

 

 

早速、

 

 

 

 

2021年1月

彼と出会ったのは、私の行きつけの居酒屋でした。

お酒が好きな私は姉の友人が店長を務める居酒屋によく飲みに行っていました。

そこで新年初めて姉の友人Aとそのお店に飲みに行こうと、

先に友人Aがお店に着いたとのことで

その数分後に私も到着しました。

お店に入るとカウンターに友人A

奥のテーブル席の奥に50代くらいの男性グループ

手前のテーブル席に男性が一人で飲みに来ていて

私は、手前の一人飲みをしている男性と目が合い

私は、思いました『うわぁ、こういうタイプのイケメンいるよなあ』と。

そしてカウンター席で友人Aと合流するとまずは景気付けにテキーラ一杯と。

そして、ハイボールを一杯二杯三杯と。

良い感じに酔って来たところで

奥のグループ客、それから手前の男性がお会計を済ませたところでした。

店長が私と友人Aに手前の男性を紹介してくれました。

そこから何故だかその彼も一緒に飲むことになって

彼が開けたシャンパンを飲んでから少し経った頃

私はカウンターで眠ってしまったらしく起きたら彼が隣に居ました。

そして何故だか私はそこで彼にキスをしました。

(本当に記憶がないのでどういった経緯かはあまり覚えてないですが、多分タイプだったからしたと思います。)

そしてその日どう帰ったか覚えていない程酔っ払っていたのですが

朝起きたらきちんと家にいました。

そこで、店長から電話がかかってきて昨日の話をしてくれました。

内容は、昨日ヤバかった や 私が店長の目の前でキスをしていた などその他諸々と。

そして最後に一言、『奥さんと上手くいっていないんだろうね〜』と。

私はその時、あーやってしまたな と思いました。

やってはいけないことをやってしまった罪悪感と共に

私にとっての初めてのキスが既婚者とのキスという切なさ

それからあれだけ人の誘いに乗らなかった私が何故彼に身を許してしまったのかという疑問が

一気に押し寄せ、考えた結論が "また会いたい" でした。

そしてその相談を店長にすると

じゃあ、私も含めて3人で飲みに行こう

と、言ってくれました。

その日から1ヶ月後3人で飲みに西荻窪へ。

現地集合だったので店長と一緒に電車で行きました。

駅に着くと彼がいて

あの日は何もなかった僕は覚えていない

と、言わんばかりの顔をしていました。

私は、これが大人のやり方なんだな と思い

私も何もなかったように振る舞い居酒屋へ。

他愛もない話で盛り上がりお酒も良い感じに進んできた頃

私がポロっと

『本当にこの間は酷かった』と言ってしまい

やっちまったと思っていたら

彼から、『俺たちキスしたもんねえ』と言われ

私は戸惑いが隠せず

そのタイミングで店長が崩れるように酔っ払ってしまい

そのお店を後にして店長の知り合いのお店に行くことになりました。

私の心は、疑問がずっと彼を気にしていて気が気じゃなかったです。

知り合いのお店は、カラオケバーで

直ぐに店長は潰れてしまい

私は、良いタイミングで帰ろうと

お金を置いて帰りますね と言って帰ろうとした時

彼も帰ると言い一緒に帰ることに。

何も話す内容なんてないまま一緒に帰っていると何故かそこでまたキスをしてしまいます。

次はしっかりと記憶に刻み込まれてしまうのです。

ダメだと分かっていても、無理だと分かっていても

彼が私を受け入れてくれると期待をしていました。

ですが、私はキス以上はいけないと理性が働き

彼と会うのはそれが最後になりました。

 

そしてまた私は思いました。

何故あれだけ頑なにファーストキスを大事に取っといたのに

彼とは、キスが出来たのか。

本当に幸せになれる相手としなかったのか。

きっと、余裕と誰かの所有物という優越感が

自身の欲望に負けたのかと。

大人の余裕と大人の遊びにまんまと引っかかったのかと思います。

彼の色気に魅了された私は、それだけで良い経験をしたと自己暗示させました。

 

自身で歯止めを効かせて

体の関係を持たなくて本当によかったです。

私自身の本質に気づけたことが

今の私に繋がっていて思い出として残せたことに感謝します。

 

 

隣の芝生は青い、

隣の芝生は青かったということ。

 

 

 

 

 

.......to be continued